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今年は3歳牝馬で英愛両「オークス」を楽勝した「エネイブル」が、G1「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」も楽勝して「凱旋門賞」のダントツ人気になっています。
地元の有力馬「アルマンゾル」(4歳牡馬)と「ブラムト」(3歳牡馬)は15日の重賞で惨敗したために、日本馬「サトノダイヤモンド」(4歳牡馬)がブックメーカー単勝オッズの2番人気に推されています。
日本でも「オークス」を勝った「ソウルスターリング」が、秋は牝馬戦線をにぎわしてくれそうで、その後は古馬戦でも活躍して欲しいと思っています。
21世紀で最初に印象に残っているのが03年の牝馬三冠馬となった「スティルインラブ」、05年の日米両「オークス」を勝った「シーザリオ」、07年の「ダービー馬」となった「ウォッカ」、09年の「ブエナビスタ」、10年の牝馬三冠馬「アパパネ」、12年の「ジェンティルドンナ」等が印象に残っていますが、「ウォッカ」はG1で7勝、「ブエナビスタ」は同6勝、「ジェンティルドンナ」は同7勝と、古馬戦の「ジャパンC」も勝っているだけに特に印象に残っています。
今年は3歳牝馬が強いのは世界的な傾向かもしれないのですが、これからこの世代が活躍してくれて「エネイブル」とレースをしてくれたら本当にうれしいです。
愛英両「オークス」を勝った馬と言えば7年前の「スノーフェアリー」、日本でも10年と11年の「エリザベス女王杯」を連覇して有名になりましたが、G1で6勝して「凱旋門賞」でも「デインドリーム」の3着に入っています。
この時の日本馬は10着「ヒルノダムール」、11着「ナカヤマフェスタ」で悔しい思いをしたものですが、「エネイブル」は「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」を3歳で勝った事と、強い勝ち方をしたので「凱旋門賞」はダントツの1番人気間違いなしです。
そして勝ったデットーリ騎手が6日間で3.2Kgも減量して、「彼女を誰にも渡したくなかったから」との談話を残しての4馬身半差の楽勝には、本当に強い馬だと驚いてしまいました。
日本の「ソウルスターリング」にはその派手さはないのですが、時計が優秀なだけに今後に期待できます。
続いて2歳デビュー戦に目を向けてみると、新種牡馬では「ロードカナロア」産駒が6勝と頑張っていますが、これから注目馬が次々にデビューしてきますので楽しみです。
今週末も目が離せないですよ。